2020年、サバティカルの新作「ギリア」と「アルニカ」。
流行りのトンネル型の2ルームテントです。
発売から1年たちましたが、ギリアもアルニカも完売状態で、4~5万円高い値段で転売されているほどの人気っぷり。
今回は、使用する人数に合わせた使い方ができるテント「ギリア」を紹介します。
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特徴
- 2人用と5人用のインナーテントが付属
- フルオープン可能
- シェルターとして利用可能
- 半自立構造で設営が簡単
1. 2人用と5人用のインナーテントが付属
これインナーテントが2人用と5人用付属しているので、7人で寝ることもできちゃいます。
2人用として使用する場合、リビングスペースがかなり広く、ゆったり過ごせます。ただし、インナーテントは狭いので本当に2人が限界でしょう。
5人用のインナーテントを入れた場合、前室で5人全員がくつろぐほどのスペースはありません。
2. フルオープン可能
前後もサイドもオープン可能です。3本のポールを繋ぐブリッジフレームのおかげで、サイドパネルを大きく開放することが可能です。
3. シェルターとして利用可能
広くて開放的なリビングを作ることができます。
4. 半自立構造で設営が簡単
トンネル型のテントはもともと設営が簡単ですが、半自立構造になっていてより設営が簡単になっています。テントの設営が簡単だと、遊ぶ時間がたっぷりとれるのでいいですよね。
スペック
本体×1 | フライ 75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,800mm)・撥水加工・UV加工 |
---|---|
インナーテント×2 | ウォール 68Dポリエステルタフタ/ボトム 210DポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm) |
メインポール長×1 | A6061・Φ13mm/Φ13.4mm |
メインポール短×2 | A6061・Φ13mm |
ブリッジポール×2 | A6061・Φ11mm |
ペグ×22 | スチール・20cm |
2mロープ×6 | ポリプロピレン・Φ4mm |
3mロープ×4 | ポリプロピレン・Φ4mm |
キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1 | 210Dポリエステルオックス |
生地 | ポリエステル |
重量 | 総重量13.8㎏(ポール3.1㎏、ペグ1.76㎏) |
収納サイズ | L67cm×W35cm×H30cm |
公式より
生地はポリエステル素材を使用しているので、メンテナンスが簡単です。とはいえ加水分解には注意ですね。
サイズ
全長520cm、全幅300cm、最大高さ170cm、最低高さ140㎝。最低高さが140㎝と結構低いので、テント内の移動はかがんだ状態です。
注意点
- メッシュ機能が無い
- スカートが無い
- 専用のグランドシート・マットが無い
メッシュ機能が無い
本体であるフライーシートにはメッシュの機能はありません。
「アルニカ」のようなフルメッシュのシェルターなんてことはできないので注意です。
スカートが無い
スカートが無いので、冬も利用したい場合は寝袋などで工夫する必要があると思います。
スカートが無い方が外気を取り入れやすいという利点があり、夏場はメリットになります。
専用のグランドシート・インナーマットが無い
必要に応じて自分で用意する必要があります。
少し大きいですが、カマボコテントMのグランドシートなら使えそうです。
しかし、もれなくインナーマットも付いてくるので候補にならない。
snowpeakのヴォールトのグランドシートも使えそうですが、これもインナーマット付き。
やっぱり安価で定評のあるODグリーンシートしかないのかなぁ。
「ギリア」は工夫しないとちょうどいいサイズにならないのもネック。
まとめ
2人で広々使うのが主流になりそうなテントですが、5人、7人もいけちゃうテントです。
ファミリーで使う場合は、前室が狭いのでタープがあったほうが快適に過ごせますね。
価格も43,780円(税込)と安いので、完売してしまったのも納得です。
ちょくちょく再販されているので抽選で当たるのを祈るしかないですね。
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